製品の概要
Touchpoint 4 コントローラは、Sensepoint ガス検知器 4 器までと組み合わせることで、可燃性ガス、有毒ガス、酸素ガスの危険から従業員と工場を保護します。 ユーザーによる機能設定が可能な自己完結型の Touchpoint 4 ガス検知システムは、壁に取り付けて使用し、広大な領域でのガス監視、または集中拠点から離れた複数区域でのガス監視に活用できます。
Touchpoint 4 は AC または DC 電源で作動し、4 つまでの個別チャネルモジュールをともなう共通ディスプレイモジュールを含みます。 スタンドアロン、または RS485 インターフェイスにより大規模な分散コントロールシステムに組み込んで使用できます。 バックライト式ディスプレイを使用する共通モジュールには、システム全体の状態が示され、さらに共通アラーリレー、リモートリセット押しボタン入力、および現地に取り付けられた 3 つまでの音声および表示によるアラームを駆動する専用ドライブが含まれます。 さらにパネル取り付けの音声および表示によるアラームも含まれています。
4～20mA および mV タイプのガス検知器とともに使用する入力モジュールが用意されています。各チャネルにはバックライト式ディスプレイが含まれ、ガスタイプ、測定範囲、数値と棒グラフのガス実測値、アラーム状態などが表示されます。 2 つのユーザープログラム可能なアラームリレー、監視対象のガスレベルに比例する 4～20mA 反復信号が各チャネルに含まれています。
ユーザーは非常に明瞭なバックライト式ディスプレイと直感的なシステムメニューを使用して、あらゆる機能をプログラムできます。 たとえば、リレーを非ラッチ（デフォルトはラッチ）に設定することで、無人の遠隔地で出力が自動的にクリアします。 設定に使用するボタンはアクセスパネルの裏に隠れているので、改ざんを防ぐことができます。 モジュール前面には、全ユーザーが簡易なセルフテストや必要に応じたアラームリセットを実行するためのボタンが 1 つあります。
スマートな形状は、大型のコントローラでは邪魔になる通路や受付などの領域に設置しやすいように設計されています。 コントローラを取り付ける壁固定用ブラケットが付属しており、容易に設置できます。 すべてのケーブルは、筐体底部のくりぬき加工済みの導入口から送り込みます。 ヒンジ式前面カバーラッチを開くとターミナルコンパートメントカバーにアクセスでき、取り付け作業を容易に行えます。
すべての Touchpoint システムでは、標準でイベント履歴が記録されます。 アラームや電源遮断の日時をディスプレイ上で表示でき、サービスエンジニアや工場の操作員がシステムの診断に役立てることができます。
その他の特長と利点:
ユーザーフレンドリー
- 自己完結型システム、壁取り付け式筐体
- 非常に見やすいバックライト付きのディスプレイ
- 直感的なアイコンによるメニューシステム
- シンプルな押しボタン操作
容易な導入
- 邪魔にならないスリムな形状
- 取り付けブラケット付属
- すべての端末への容易なアクセス
- くりぬき加工済みのケーブル導入口
柔軟な操作性
- スケール、単位、校正を完全にユーザープログラム可能
- 設定可能なリレー
共通モジュール
- システムのステータス表示
- 組み込みの音声および表示によるアラーム
- AC または DC 配電
- 共通ガスリレーおよび障害アラームリレー
- 3 つまでの音声および表示によるリモートアラームに対応する専用ドライブ
- リモートプリセット押しボタン入力
- RS485 インターフェイス
入力モジュール
- 4 チャネルまで対応
- 幅広いガス検知器に対応する mA および mV 入力
- 個別のチャネルディスプレイ
- ガス、範囲、計測値表示、アラームの状態
- 2 つのユーザープログラム可能なリレー
- 絶縁 4～20mA 出力